フェルトアーティスト、坂田ルツ子さん。
ONLINE STOREでのお取り扱いがはじまりました。
独創的なデザインのマフラー。
自然をイメージさせる [花と葉] のモチーフは
身につけたとき華やかな気持ちに。
フェルトの軽くてやわらかい素材がとてもうれしい。
お花の部分は 様々な鮮やかな配色から制作されています。
たくさんの色が使われていても、全体のバランスが素晴らしく、
また落ち着いた雰囲気が魅力。
坂田ルツ子さんの作品をはじめて拝見したのは、日本のギャラリーでのこと。
フェルトとシルクでつくられた大変美しい、神秘的な真っ赤な衣装が天井から吊るされ、飾られていました。
まわりには、水玉もようや 真っ白の衣装なども。
いろいろと展示されているなかに、お花のマフラーがあり、
色の鮮やかさと 落ち着いた雰囲気がとても素敵でした。
坂田ルツ子さんは、フィンランドのフィスカルス村を中心に日本とフィンランドを行き来し、活動なさっています。
フィスカルス村は2006年に日本で行われた展覧会で知り、とても興味をもった場所でした。
元は、製鉄業として知られるFiskars社(オレンジ色をしたハンドルのハサミで有名な刃物メーカー)が、
17世紀から20世紀の後期に渡り長期間、工場地などの活動拠点として利用していた地区。
Fiskars社が1973年より活動拠点を移したことによって、残った膨大な工場跡地や会社の施設を
アトリエや住居に変化させ、デザイナーや木工職人, 彫刻家, 陶芸家, インテリアデザイナー
などといった様々なクリエイティブなアーティストたちを招き入れ、
最先端のアート, デザイン, クラフトを発信する芸術の村として生まれ変わった土地です。
そういった社会の歴史や背景がとても魅力的であり、
また「デザインによる村おこし」という観点が 本当におもしろい。
デザイナーで金細工職人のTimo Mustjarviさんも、パートナーである
ジュエリー&オブジェクトデザイナーのElina Makkonenさんとともに、フィスカルス村に
ギャラリー工房兼ショップ「JARO」を展開しています。
フィスカルス村の多くのアーティストたちが、
自身の工房であったりショップをフィスカルス内に設けているため、
訪れると実際に制作しているところを拝見できたり、直接お話を伺ったり、作品を購入することができるそうです。
フィンランドを代表するアーティストが美しい自然に囲まれたひとつの村に集まり、
お互いを尊重し合いながら、個々に独創的で素晴らしい作品をつくり続ける環境はとても興味深く、貴重であり、
現在フィスカルス村が“新しい観光地”として大きな注目を集めているということにも納得できます。
坂田ルツ子 フェルト 花マフラー 01 坂田ルツ子 フェルト 花マフラー 02 Timo Mustajarvi リング TR15 Timo Mustajarvi リング TR5
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